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乳白色の【硫黄泉】と、那須で唯一の泉質となる弱アルカリ泉とマグネシウム泉を掛け合わせた【混合泉】がございます。
硫黄泉「那須温泉」
●使用施設:湯遊天国、フォレストヴィラ、オリエンタルガーデン
源泉名 |
那須温泉 |
湧出地 |
栃木県那須郡那須町湯本地先苦土川筋ほか |
泉質 |
単純硫黄温泉(硫化水素型)(中性低張性高温泉) |
湧出地における試験成績 |
■試験日:2016年1月26日 ■泉温:42.4度 ■pH値:6.8 |
弱アルカリ泉・マグネシウム泉 混合泉
●使用施設:湯遊天国、アクア・ヴィーナス、フォレストヴィラ(大浴場・露天風呂付客室)、ふくろうの森露天風呂付客室、クイーンズコリーナ露天風呂付客室
源泉名 |
平成の湯・新那須の湯 混合泉 |
湧出地 |
栃木県那須郡那須町大字湯本字新林399番4及び378番9 |
泉質 |
ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉) |
湧出地における試験成績 |
■試験日:2023年5月18日 ■泉温:63.3度 ■pH値:8.3 |
浴用の禁忌症および適応症
●禁忌症
共通 |
病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動期の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓病又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期 |
硫黄泉(那須温泉) |
皮膚又は粘膜の敏感な人、高齢者の皮膚乾燥症 |
弱アルカリ泉・マグネシウム泉 混合泉 |
泉別禁忌症は特になし |
●適応症
共通 |
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、抹消循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、健康増進、 |
硫黄泉(那須温泉) |
自律神経不安定症、不眠症、うつ状態、抹消循環障害、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、表皮化膿症、慢性湿疹 |
弱アルカリ泉・マグネシウム泉 混合泉 |
うつ状態、きりきず、抹消循環障害、冷え性、皮膚乾燥症 |
●温泉療養上の注意
- 温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日当たり1回程度とすること。その後は1日当たり2~3回までとすること。
- 温泉療養のための必要期間は、おおむね2~3週間が適当とすること。
- 温泉療養開始後、おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり(湯さわりまたは浴湯反応)が現れることがある。「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたり症状の回復を待つこと。
●その他の注意
- 入浴時間は、入浴温度により異なるが、はじめは3分ないし10分程度とし、慣れるに従って延長してもよい。
- 入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
- 入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない(湯だたれを起こしやすい人は逆に浴後真水で身体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)。
- 入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。
- 次の疾患については、原則として高温浴(42度以上)を禁忌とする。
①高度の動脈硬化症 ②高血圧症 ③心臓病
- 熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意する。
- 食事の直前・直後の入浴は避けることが望ましい。
- 飲酒しての入浴は特に注意する。
温泉の取り扱いについて
●加水加温、循環ろ過装置について
対象施設 |
湯遊天国、アクア・ヴィーナス内湯、フォレストヴィラ、オリエンタルガーデン |
加温の理由 |
適温を保つこと及び衛生管理のために加温しています |
加水の理由 |
高温時の温度調整のため加水することがあります |
循環装置の理由 |
温泉資源の保護と衛生管理のため使用しています |
●消毒処理の理由
アクア・ヴィーナス内風呂(混合泉)、湯遊天国(硫黄泉、混合泉)については、 栃木県公衆浴場条例に基づく衛生管理のため塩素系薬剤を使用し、消毒処理を行っています。